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2011.08.29

abc★赤坂ボーイズキャバレー2回表~喝&勝つ!~を今年も懲りずに見る(笑)。自力で楽しむよ!

昨年の夏、さんざん文句をつけた「赤坂ボーイズキャバレー」。今年は見るつもりが全く無かったのだが、諸事情により結局見に行っちゃったよ(笑)。

しかし、行くと決めた以上は楽しみたい!!と思い、去年の夏のパンフを引っ張り出し、登場人物を復習。
abcは基本的に1度出演すると、必ず通し役のため、一度覚えるとその後楽しみやすくなる。

去年はテニミュっ子を誰一人知らなかったが今年は完璧だし!去年のabcを見たからうろ覚えだけど一応誰が誰か分かるし!
開演前に歩いている人もがっつり見てやる~と決意し、いざ劇場へ。

☆★ 何かちょっと真面目に語るので、以下たたみます。


去年は始まったばかりで手探りだったのもあるが、今年は役者も観客も勝手が分かっているのもあり、見る側も「新しく覚えるのは5人位でいい」という条件の違い、「abcは物語を見に行くつもりではなく、ショーを見に行くつもりでいくがよい」といった気構えを持っていけたのもあり、今年はかなり楽しみました!!

けど、やっぱり、初めてこれ見に行って、しかも役者陣を元々3人位しか知らない、という状態だったらやっぱり去年と同じ事思ったと思う・・・。

しかも、去年よりもさらに全員フラット化。去年はそれでも一応主軸の物語=スタッフ側水原(相葉くん)と、参加者側潮見(鎌刈さん)があり、そこに柏木(今年も出てる慶太くん)と利根川(もはやガチャピンレベルにおなじみのキャラクター化してる柏さん)の物語があり、そこに参加者それぞれの話が重なっていったのだが、今年は主軸は無い!内容は無いよ!

・・・潮見(お兄ちゃんの方。兼崎さん)のみが一応主軸っぽい物語を背負っている気が。
出演者たちで話をひっぱる人がいない。柏木さんですら結構どうでもいい。

そして私が最も苦手とする「ド直球すぎる演劇とは!役者とは!のメッセージ」を一心に背負う利根川さん。
イケメン舞台企画であるはずのabcシリーズの中で、最も重要で最も作家たちに愛されているのは間違いなく彼である事が、このシリーズの面白い所だと思う。
まあ、本当のアングラ劇団に怒られるぞって演技形態なんだけどさ。


abcは何度か見てみて、最終的に主張している内容自体は首肯できることで、納得もいく事だけれども、それを、演じている側が、言葉で、直球で言う、という表現は本当に残念ながら一番苦手とする事なので・・・このシリーズを見ていて、感動した!と思う事はやっぱり出来ない。正直いつも恥ずかしい。オマエが言葉で言うな!と思ってしまう。←オマエって柏さんのことじゃなくて、作家さんと演出家の事です。

わざわざ演劇という表現を用いている事の意味。
例えば「人生って素晴らしい」というメッセージがあるのだとする。
それを、2時間かけて、その言葉を一度も使わないで、「人生って素晴らしい」と観客が感じ取る物語を綴ってこそ、演劇だと思っている。

だから、その事をド直球に、劇中の人物たちがペラペラと言葉で話してしまう事に対して、とても抵抗を感じるのです。
それ、今言葉で言うんだったら演劇という表現である必要はないのでは?と。

あと、「バックステージもの」は、結局は「自分たちの事を自分で語る」行為なので、どうしても「何その自画自賛」と、単なる観客であるこちら側は鼻白んでしまう事がある。

私はあまりにあからさまである事が苦手なのです。
どこかに距離感や冷静さや外しがある所が好きなんだと思う。
演劇という表現をわざわざ用いている以上、そこに存在する恥ずかしさに対して、自覚的であってほしい。
そこをどーんとド直球で表現されてしまうとどうしても引いてしまうのです・・・。

abcシリーズは、基本的には手練の仕事だとやっぱり思う。
28人もキャストがいて、完全にフラットで、誰か特別に目立たせる事なく、でも、誰のファンでも一応「あの場面が良かった」という所が用意されている。そして役者にとって残酷なくらい、得意な事以外させてもらっていない。だから、若手舞台にありがちな「この人超棒読み!」とか「・・・歌・・・がんばって・・・」みたいな事は一切思わずに見ていられる。

今回は「自力で楽しむぞ~」と前のめりで見に行ったし、今回は知ってる人も増えたし、楽しめたんだけど、でもやっぱり色々な事にひっかかりを感じる。

うーん。
最近所謂テニミュっ子舞台みたいなの(若手イケメン舞台みたいの。女子出演者がいないか極端に少ない。まんがとかが原作である事が多い。)を色々と見てみて、そこらの舞台好きとして思うのは・・・すごく若い観客の女の子たちが、こういうのを舞台の全てだと思ってほしくないよ~(泣)。て事と、役者陣が何とかこのイケメン舞台の輪からうまく抜けて大人になれますように。て事・・・。

abcはまあお祭りだから、そこで役者としての成長とか、深い物語とかは期待しないけど、でも、いつもそういうのばっかりというのはどうなのさ~。とか、単なるそこらの観客なんだけど一方的にちょっと心配になる・・・。
特にabcの表は出演者多すぎるのにも関わらず全員フラットなため、とにかくアナタが今出来る事を一番目立たせます!というやり方だし。
だから客演してもポジション一緒だよみかちゃん!とか(笑)、とにかく美慎君は踊るのです!とか、ダイゾー君はひたすら歌え!とかになる。兼崎さんがスーツなのもあの中で一番似合うからなんじゃないかと思っちゃうし(笑)。

観客を見渡してみると、私が普段見ている作品とは明らかに客層が異なっていてキャピった可愛い娘たちがたくさん居て、華やかで楽しいんだけど・・・これが舞台の全てじゃないの~他のも見たりしてほしい~。みたいな気持ちになる・・・何かさんざん押し付けがしさへの嫌悪感を語っておきながら自分が押し付けがましいけど!

一番いいのはその応援しているイメケンが毛色の違う作品に出演してくれる事だけど。

何か、色々と舞台そのものとは違う所で、色々な事を思った作品であった。

そして。今回はお祭りだと思っていったからもちろん楽しかったんだけど・・・最近、本当に、心から「緻密な舞台が見たい・・・」という欲求は高まるばかりなのであった。←感想書いてないけど、その気持ちのままにコバケン「SPOT」を見に行き、「そうだよ。私が好きなのはこれなんだよ!!!」と改めて思ったさ~。
小林さんが偉大というかラッキーなのは、あれだけ独自の世界を持っていると自分一人で完全に閉じてしまいそうなのに、実際にソロライブしたりユニット作ったりしているのに、彼の根本に「相方」が存在している事だと思う。片桐仁は偉大だ。

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