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2009.11.02

★桜庭一樹「私の男」を読む。

今更ながら何回か前の直木賞作品を読む。


血とは一体何でしょう。とか。
子どもの目に見えている狭くて深い世界の鋭さと限界。とか。

私は実際の出来事に対しての共感は無いけれども、彼女を取り巻く世界、彼女の限界、彼女の思考回路の歪みとかは割とさらっと理解というか、そう来たらそうなるだろうね・・・と普通に思って読み終えた。

ので、後で感想ブログとかを見て、ものすごく拒否反応を示す人がたくさんいた事にちょっとびっくりした。
そうか~テーマもテーマだもんなあ・・・。

桜庭作品は「赤朽葉家の伝説」しか読んだことがないけど、すごく面白かったので、直木賞を取った際に大変話題になったこの作品も読もうと思ったんだけど・・・いつでもそうだけど、著者渾身の力作!!という作品では直木賞取らないんだな~と思った。←赤朽葉家の方が渾身の代表作!的作品なので。
浅田次郎とか東野圭吾とか。


ものすごく激しい出来事が淡々と進んで行く事や、つじつまの合わないというかそんなうまく行くのかしらといった疑問等はあるのだが、そういったものに引っかからずに物語に身を委ねることができる人におすすめです。
常識的で保守的ですごく幸せに育った人とかは怒りに燃えるかもしれない・・・。

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