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2005.11.15

★伊坂幸太郎 「死神の精度」を読む。

大昔「重力ピエロ」を読み、そして伊坂幸太郎にはまったことを書いたが、それ以来割りとチェックしている作家。

いつも彼の作品の登場人物(今回は人では無いが)は、独特の行動様式と感覚を持っていて、それが読んでいて心地よい。

この作品は、死神が自分の担当の人間と1週間一緒に過ごし、そして死ぬ事を「可」かどうか判断し、そして「可」の場合、死を見届けるお話。


「重力ピエロ」のとある登場人物としか思えないあの人が出てくるのもポイント。


伊坂作品は出てくる人の感覚が多少不思議かもしれないが、基本的に非常に真っ当なので、そこが好きなんだと思う。たぶん。

死神である千葉のあっさりさ具合とか、情緒のなさとか、ピュアっぷりとか、やっぱりいいなあと思う。


そして、ある意味『ある閉ざされた雪の山荘で』的トリッキー作品『吹雪に死神』は、「死神がいる」事がきちんと解決に関係する(笑)素晴らしき推理小説。

あと「○○だって」という言葉づかいを読むと「伊坂幸太郎を読んだ」という気分に何となく浸れるのであった。

心地よいひと時が過ごせる本。

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